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予測不可能な時代のライフプラン(前編)

【古典的ライフプラン~“ライフプランニング”揺籃期の物語】
 
 

ライフプランの歴史は、1930年代のアメリカにさかのぼります。そして、その考え方が大きく発展したのは1980年代、まさに「マネーの時代」でした。しかし、2008年のリーマン・ショック以降、世界経済は大きく変化し、日本も少子高齢化という荒波にさらされる中、ライフプラン自体も変えていかなければならない時期に来ているのです。

このチャプターではまず、従来のライフプランを「古典的ライフプラン」と位置づけた上で、ライフプランとはどういうものかを一緒に考えてみましょう。

 

1. 時代の変化に、ライフプランも変えていかなければなりません。

(動画)新しいライフプラン(5120202)

 

「ライフプラン」という言葉が市民権を得て急速に広まったのは1980年代後半からです。当時は、「金融工学」が脚光を浴び、世の中はまさしく「マネーの時代」に突入していく中で、「このまま世界経済は増々グローバル化が進み、金融資産も予測可能に増えていく・・」という未来が疑いもなく信じられた時代だったのです。

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そんな時代の中で、保険・証券会社系のFP(ファイナンシャル プランナー)主導で広まったのが「ライフプラン(ニング)」という考え方であり、それをもとに保険・金融商品を売りまくったのでした。つまり、「予測可能な未来のリスクヘッジ、豊かな将来のための資産運用のために、この保険や金融商品を買いましょう・・」と、いうわけです。

しかし、そんな幻影も2008年のリーマン・ショックとともに消え去り、世の中は低成長、カネ余りの時代に突入する一方で、地球レベルの環境破壊や中国の覇権争いといった新たなリスクが高まる中、ライフプランの考え方自体も変えなければならない時代になっているのです。

そういった今後も続くであろう環境の激変に対応するための新しいライフプランが、私の提唱する「ホンモノ ライフプラン」というわけです。

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2. おカネは人生の目的ではありません。

(動画)「ライフプラン」って、何なの?(5510311)

 

「ライフプラン」と言うのは、文字通り、「(自分の)人生の設計図」のことですが、単に人生のイベント(就職、結婚、出産・子育て、転・退職 etc.)の予定だけではなく、それらに対する「ファイナンス(経済的自由を手に入れること)」考えるということがポイントです。簡単に言えば、「人生の節目、節目で、ちゃんとおカネが回るかどうか」を確認するということです。

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人生における「おカネ」の重要性は言うまでもないことですが、実はカネには実態がないのです(詳しくは、「マネー論」のところでお話ししましょう)。ライフプランではおカネを中心に話が進んでいきますが、おカネ自体がプランニングの目的ではなく、「おカネを通じて、人生の時間のマネジメントをする」というのが本当の目的なのです。

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ライフプランの4要素をイメージですると、こうなりますが・・「おカネ自体がライフプランの目的ではない・・」これが一番重要なことです。

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3. 「ライフプランって、”絵餅”ですか!?」

(動画)「ライフプランって、”絵餅”ですか!?」(5510312)

 

ライフプランは、単純な「人生の収支計算」ではありません。金融資産が時間で増えない低成長の時代にあって、「おカネ」と「時間」という二つを“資源”を人生の中でどう配分して、どうやって自分(家族)の夢を実現していくかを考えるものなのです。

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なぜライフプランが必要なのか・・?①成長しない社会、②ライフスタイルの変化、③少子高齢化社会の3つの点から考えてみましょう。

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以前は、「セカンドライフ」という言葉がよく聞かれましたが、最近はめっきり聞かれなくなりました。これは、“現役時代に資産を貯めて、定年後はその資産をもとに“悠々自適”の生活を楽しむ・・“と、いうのがその意味ですが、急激な少子高齢化の進行に伴い、とにかく元気な限り働き続けなければならない・・と、いうのがこれからの日本の社会です。

これからは人生を、おカネを貯める「現役世代」と、貯めたおカネを使う「セカンドライフ」と、二つに区切るのではなく、人生のファイナンスを基礎に、可能な限り生きがいを求めて働き続けなければならず、それには「今をどう生きるか・・」を自問していく姿勢が大切だと思います。

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(動画)新しいライフプラン(まとめ)(5510313)

 

予測不可能な時代の新しいライフプラン(前編)(5120201) 放映時間:50分

本チャプターを1本にまとめてみました。こちらもどうぞ・・

 

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